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バージョン1は<こちら

目次

概要

新CPM分析の分析結果を確認いただけます。
新CPM分析とは購入回数や最終購買日といったデータから顧客数の稼働状態や維持状態を分析し、5年後、10年後など長期的なスパンを見据えて年商をアップさせていくための分析手法です。

集計日時点から直近1年間に購入があった顧客を「稼働顧客」として考え、そのうち、前年の1年間に稼働(購入)した顧客の占める割合や非稼働顧客の数等から、稼働顧客数や顧客維持率、5年後までの顧客の残存率を算出し、CRMの成果の可視化・KPIとしてご活用いただけます。

<分析データ別概要>

顧客BS – 顧客分類のランク別に、生涯購入回数や年間LTVのデータを表示します。

ゴールド顧客育成マップ – 各顧客分類の維持率・離脱率・復帰率を基に、ゴールド顧客の継続までのフローを表示します。

設定画面

分析管理>CPM分析一覧

CPM分析設定の新規登録

分析管理>CPM分析一覧 バージョン2の【新規入力】ボタンをクリック

分析管理>CPM分析設定 へ遷移します。

必要項目を入力、編集し、【この内容で登録する】をクリックし登録します。

登録後に [CPM分析-再集計] 対象年月 が下部に表示されるので、再集計を行ってください。
集計方法はCPM分析-再集計からご確認下さい。

項目 内容
設定名 任意の名前
有効・無効 利用する場合は[有効]、利用しない場合は[無効]を指定してください
年商 年商を入力してください。顧客BSで使用します。
ご購入内容 過去の購入商品に、「商品番号」の、いずれかが含まれる 条件を設定可能
*カンマ区切りで複数指定可
過去の購入商品に、「商品番号」の、いずれかも含まれない 条件を設定可能
*カンマ区切りで複数指定可
過去の封入内容に、「封入コード」の、いずれかが含まれる 条件を設定可能
*カンマ区切りで複数指定可
過去の封入内容に、「封入コード」の、いずれかも含まれない 条件を設定可能
*カンマ区切りで複数指定可

顧客分類

顧客分類は6種類に分類されます。その基準となる値を入力して下さい。

<顧客分類内容>(デフォルト値)
見込(固定):無料サンプルをご購入されたお客様
F1初回(固定):初めて商品を購入されたお客様
F2よちよち(固定):その顧客で2回商品を購入されたお客様
F3コツコツ:その顧客で3回以上7回未満商品を購入されたお客様
F4優良:その顧客で7回以上15回未満商品を購入されたお客様
F5ゴールド:その顧客で15回以上商品を購入されたお客様

離脱の判定

最終購買日からの経過日を基準に、稼働か非稼働かを分類しランク分けの基準とします。
経過日は365日固定です。(最終購買日から365日経過だと稼働顧客、366日経過だと非稼働顧客となります。)

CPM分析-再集計

分析管理>CPM分析設定

CPM分析設定の登録後に [CPM分析-再集計] 対象年月 が下部に表示されます。

分析管理>CPM分析一覧 からは、対象の分析設定の「編集」をクリックすると、
分析管理>CPM分析設定 へ移動します。

指定期間で集計する場合は、対象年月を選択し、【指定期間を再集計する】ボタンをクリック
全期間で集計する場合は、【全期間を再集計する】ボタンをクリック

「 再集計には1時間~数時間程度の時間がかかります。よろしいでしょうか? 」とメッセージが表示され、
問題なければ【OK】ボタンをクリックして下さい。

「顧客CPMの再集計が完了しました。」とメッセージが表示されたら、【OK】ボタンをクリックします。

分析結果を表示する場合は、【CPM分析一覧へ戻る】をクリックし、
対象分析設定の「分析」をクリックしてください。

指定期間の再集計について
全期間の再集計には長時間を要することがありますので、指定した期間のみで再集計が可能です。
分析結果には、全期間のデータが表示されますが、【指定期間を再集計する】で集計した場合は、
指定期間のみ更新されたデータが表示されます。(※指定期間外は、再集計されていません)

分析結果

分析管理>CPM分析一覧 の対象分析設定の「分析」をクリック

分析管理>CPM分析結果 へ遷移し、

[分析結果の表示] 対象年月 対象の年月を選択

【分析結果の表示】ボタンをクリックすると、分析結果が表示されます。

顧客BS

顧客分類のランク別に、顧客維持率や年間LTV、稼働顧客数が表示されます。
設定した顧客分類が下部に表示されます。
(それぞれの顧客分類の〇の大きさは、稼働顧客数(現在)によって変化します。)

項目 内容
生涯購入回数

1人の顧客が、集計時点で何回商品を購入しているかの平均が表示されます。
(必然的に顧客分類のランクが高い方が、1人で多く商品を購入しています。)

顧客維持率

前年の顧客のうち、今年稼働している顧客の割合が表示されます。
(例:前年初回顧客だった顧客のうち75%が今年商品を購入している(=今年稼働している)
   前年優良顧客だった顧客のうち100%が今年商品を購入している など)

年間LTV

前年稼働顧客が1年間に購入した商品の金額の合計を顧客数で割った値が表示されます。
(例:初回顧客の3人の合計24,000円を3人で割った値8,000が年間LTVとなる)

稼働顧客数(現在)

今年稼働している顧客の人数です。
前年だけではなく、一昨年やそれ以前の顧客で今年商品を購入していれば、稼働顧客数に含まれます。
(図の場合、よちよち顧客の稼働顧客数(現在)は5人となる)

稼働顧客数(1年後~5年後) 稼働顧客数(現在)に顧客維持率をかけた値が表示されます。(小数点以下を四捨五入)
※四捨五入して出た値が次の年の計算に使用されます。
稼働顧客数(1年後):「稼働顧客数(現在)×顧客維持率」を四捨五入
稼働顧客数(2年後):「稼働顧客数(1年後)×顧客維持率」を四捨五入
売上(1年後~5年後) 稼働顧客数(1年後~5年後)の値に年間LTVをかけた数が表示されます。(小数点第三位を四捨五入)
※売上(3年後):稼働顧客数(3年後)×年間LTVを四捨五入
年商倍率 すべての顧客分類の5年累計の売上を合計した値が、年商と比べてどのくらいの比率か表示されます。

ゴールド顧客育成マップ

新規獲得顧客がどのくらい「F5(ゴールド顧客)継続」まで残存するかを表した指数です。
新規獲得顧客の10%以上の残存率を目指してください。
※R1が前年稼働顧客、R2が前年離脱顧客となります。

項目 内容
前年稼働顧客

前年の顧客のうち、今年稼働している顧客の割合が表示されます。
顧客BSの顧客維持率を基に計算された値が表示されます。

前年離脱顧客

一昨年に商品を購入し、去年商品を購入しなかった顧客で、今年商品を購入した顧客の割合が表示されます。
(実際に表示される値は、すべての顧客分類の前年離脱顧客率を加味した値です。)

新規獲得顧客

今年初めて商品を購入した顧客です。
ゴールド顧客育成マップでは、新規獲得顧客が10000人いた場合の指数を表示しているため、10000人固定です。

F2転換率

新規獲得顧客のうち、商品を2回以上購入した顧客の割合が表示されます。

残存率

新規獲得顧客のうち、ゴールド顧客を継続(=F5継続)している顧客の割合が表示されます。

各顧客分類の数値について

各顧客分類の数値については、
青字:去年商品を購入した顧客のうち、今年商品を購入した顧客の割合
赤字:(100%-青字)の値
緑字:一昨年商品を購入したが、今年商品を購入した割合
となります。

※青字と緑字の合計が、次の顧客分類の数値となります。

分類については 顧客分類離脱の判定 をご確認下さい。

補足

・「注文日時」が前日までの受注が集計に反映される対象です。

・「受注ステータス」が発送済み以降の受注が集計に反映される対象です。